昔の私は、浪費家でした。
手取り20万円をきっちり20万円、時にはそれ以上使ってました。
子どもの寝かしつけでドライブに出かけると、ついドライブスルーで飲み物を買う。
「せっかく来たんだから」と思って、コンビニでお菓子を買い込む。
ご褒美といえば旅行。
特に星野リゾートの「界」がお気に入りで、一泊10万円近くかけても泊まりに行っていました。
あのご飯のおいしさは、今でも忘れられません。
でも今は
節約を意識するようになって、無駄な出費は我慢するようになりました。
たとえば昨日。
図書館で勉強するつもりが休館日で、「カフェでコーヒーを飲みながら勉強しようかな」と迷ったけど我慢。
(ここは自分で自分を褒めたい!)
そういう日々を積み重ねた結果、
無印良品で買った190円のジンジャーエールが、とても特別なご褒美に感じられたんです。
「たった190円でこんなに満たされるんだ!」と。
もちろん今でも星野リゾートに泊まりたい気持ちはあります。
でも生活水準を下げたことで、日常の小さなご褒美の価値がどんどん上がっている。
幸せに生きるコツって、
「生活水準を上げること」じゃなくて「下げること」なのかもしれません。