ASD4歳長男×我が家の療育活用法【意味ない?実際どうなの?】

自身もASDとADHD持ちのピオウネです。
ASDの4歳長男が療育に通い始めて2週間が経ちました。

この記事では以下のことがわかります。

  • 発達検査の診断が出てから療育に通うまでにしたこと
  • 療育の内容
  • 療育は親が関わり方を学ぶ場

診断が出てから療育に通うまで

9月2日 発達検査

9月9日 発達検査の診断結果をもらう

9月18日 市役所で申請書などを記入

10月7日 療育の体験

10月28日 相談員さんによる聞き取り

11月21日 療育の契約

11月26日 療育1回目

12月3日 療育2回目

発達検査を受けた病院が人気なため、
予約してから検査を受けるまでに1年かかりました。

検査結果が出てからは2ヶ月で療育に通うことができました。

療育の内容

これまで体験を含めると合計3回療育に通いました。

毎回違う内容を用意してくれていて
長男も楽しく取り組んでいます。

そのうちの1回の内容をご紹介します。

療育の流れ

療育に着くと、靴を脱いで検温と消毒をします。

サッと終わることでも
1つ1つの動作をイラストで表したカードが貼ってあり
イラストを指で指しながら「次はこれをするよ」と声掛けしてくれます。

部屋に入ると座って今日する内容の説明を聞きます。
説明を聞く場所が違う色のマットになっていて
〔説明を聞く場所〕だというのが視覚的にもわかりやすくなっています。

説明をする時にもイラストのカードを使いながら説明してくれます。

この日は
〔マットの壁を押す〕〔つなを引っ張る〕を3回くり返しました。

ホワイトボードに 1、2、3と書かれた表があり
終わるごとに長男が丸をつけていきます。

(丸って言われたけど、
長男は1回目△、2回目◻︎、3回目○と書いて
謎のこだわりを見せていましたw)

その後、四角い枠の中で先生と1対1でしっぽ取りゲームをしました。
追いかける方を2回、おにを2回。
長男は3勝1敗でしたw

その後、トランポリンへ。

トランポリンに移動する時に
「忍者で移動するよ!」と声掛けがあり
足音を立てないようにそーっと移動します。

しばらくトランポリンをした後、
小部屋に移動して認知の検査を行います。

LDT-R(言語解読能力検査改訂版)という
ASDの子に使われる評価方法だそうです。

終わる時間になると、
来た時と同じようにイラストを見ながら
消毒をして、靴をはいて帰ります。

長男は靴下をはくのが嫌いだということを
先生にお伝えしておいたところ、先生が

「今から長男くんが靴下はくらしいよ!」と
他のスタッフさんたちに声をかけ
10人ぐらいのスタッフさん達に
「靴下はけるの!?すごーい!!!靴もかっこいいね!」
とめちゃめちゃに褒められながら上機嫌で靴下と靴を履くことができましたw

終わってから長男にどうだった?と聞くと
「靴がかっこいいって褒めてもらった」と嬉しそうにしていました^^

スタッフさんとの面談も

毎回子供の見学をするわけではなく
保護者と離れても大丈夫だと判断されると

子供が療育をしている間に
保護者とスタッフで面談することもあります。

先日の面談では

  • 療育通ってどう感じているか
  • 園や家庭での困りごと
  • 保護者が困っていること

などについて話をしました。

その中で、
「子供が嫌がることはしないでほしい」と頼みました。

長男はプールにも通っているのですが
水に顔をつけるのがまだ苦手で

「先生から水に顔をつけてみよう」と言われるのが嫌で
「プールに行きたくない」と言うことが多いんです。

プールの場合は先生に
「強要はしないでもらいたい、本人が嫌と言うならやらなくていいと伝えてあげてください」と伝え
本人にも
「水に顔をつけるのが嫌なら、先生に嫌だよ、やりたくないよと伝えればいいからね」
と伝えてまあまあ楽しく通えたり、休んだりを繰り返している状況です・・😅

だから
療育でも嫌なことがあると行きたくない!になる可能性があるので・・と
「子供が嫌がることはしないでほしい」と頼みました。

ですが、
「子供の成長のために嫌がることをすることもあります。
嫌がっていても、無理矢理にでも連れてきて欲しいです。
小学生など大きくなると毎回戦いのような感じです」と仰っており

うーん・・通い続けるかどうかは考えものだなぁと感じました。

療育は親が関わり方を学ぶ場

私は療育に通うことで
子供の特性が変わるわけではないと思っています。

先生から面談の時に言われた

無理矢理にでも連れてきて欲しいです。
小学生など大きくなると毎回戦いのような感じです。」

・・・という言葉。

本来療育は学校に通えない子を学校に通えるようにサポートする場。

発達凸凹の子の成長をサポートするというよりは
発達凸凹をなるべく定性発達(一般的な子供と同じく)に矯正する場です。

私はそんなことは望んでない。
発達凸凹は凸凹なりにいいところがある。
無理矢理矯正されるのは良い特性をこ.ろすこと。

現状は楽しく通えているのでいいですが
つらくなるような状況が続けばやめることも考えようと思っています。

逆に学校行かなくても良くなるような対策を考えとかないといけないなー・・

療育に通う目的としては

  • 親が子供の特性に合う環境を用意できるようになること
  • 園よりもストレスが少ない環境で過ごせること
  • 子供自身に合った遊びを提供してもらえる

ではないかと思っています。

イラストを使って説明する とか
忍者で移動するよ!と言ってみる とか

できることから少しずつ取り入れていければなと思います。

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