3回目の発達検査を受けてきました。
今日は「MSPA」。
事前にもらっていたアンケートに回答して、その内容をもとに質問に答えていくという流れ。
全部で2時間ほどかかって、かなり濃い時間でした。
アンケートはA3サイズで6枚もあって、ボリュームたっぷり。
質問は自分の子ども時代の様子についても多く、
親に電話で聞いたり、当時を思い出しながら回答しました。
ひとつひとつ丁寧に聞いてもらえて、
優しい雰囲気の中で進めてもらえたのが印象的でした。
MSPAについて
MSPA エムスパと読みます。
検査時間は2時間程度
費用は
以下14項目の特性を数値化し、チャートで表すことで発達特性を視覚的に捉えられるものです。
- コミュニケーション
- 集団適応力
- 共感性
- こだわり
- 感覚
- 反復運動
- 粗大運動
- 微細協調運動
- 不注意
- 多動性
- 衝動性
- 睡眠リズム
- 学習
- 言語発達歴
社会適応、コミュニケーション、共感性、こだわり、感覚、反復行動
粗大運動、微細協調運動
不注意、多動、衝動性
自分の得意・苦手を言葉にする時間
今回の検査を通して感じたのは、
「自分の得意なことと苦手なことを言語化する時間だった」ということ。
普段あまり意識していないけれど、
あらためて言葉にしていくと、
「自分ってこういうところがあるんだな」と気づく瞬間がたくさんありました。
思い出した、子どもの頃の自分
検査の中で子ども時代を振り返る場面があり、
自然といろんな記憶がよみがえりました。
私は子どもの頃、親とあまり会話がなくて、
「どうせ話しても聞いてもらえない」と感じていました。
いつも我慢ばかりで、ストレスも多かった。
だからこそ、自分の子どもには同じような思いをしてほしくない、
という気持ちが強くあります。
「しんどい」ときにちゃんと「しんどい」と言える環境。
それを整えてあげたい。
発達検査を受けるのもその一つで、
なるべく過ごしやすい環境を作るための準備のようなもの。
子どもはまだ言葉でうまく伝えられないことも多いから、
そのサインを見逃さないようにしたいなと思っています。
今の自分と昔の自分
思い返すと、子どもの頃の私は
よくケガをしたり、ケアレスミスが多かったりして、
「なんでこんなにうっかりしちゃうんだろう」と思っていました。
でも今は、自分の特性を理解して、
メモを取ったり、仕組みを作ったりすることで
「困ること」はほとんどなくなりました。
車の運転もよくするけれど、ゴールド免許。
子どもの頃の自分からは想像もできないほど、
穏やかで安心できる生活を送れている気がします。
きっと、環境が整っていること、
そして自分なりに対策を工夫できるようになったことが大きいのかもしれません。
子育てをしながら思うこと
子どもがしんどそうなとき、
昔の自分を思い出して胸がギュッとなる瞬間があります。
でも、私はあのころを経て、
「どうすれば子どもが安心して自分を出せるか」を考えられるようになった。
そう思うと、過去のつらさにも少し意味があったのかもしれません。
子育てはまだ始まったばかり。
これからもいろんな人の力を借りながら、
子どもたちが自分らしく幸せに生きていけるように、
できることを少しずつ続けていきたいです。
結果は11月に
MSPAの結果は11月に出る予定です。
どんな内容になるのか、少しドキドキしながらも楽しみです。
おまけ
今日は検査のあとに電話がかかってきて、
長男が発熱したのでお迎え要請。
迎えに行く途中も心配で落ち着かなかったけど、
早く元気になってくれるといいな><
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