世界一子どもが幸せな国オランダに学ぶママの理想的な働き方

オランダ ママの働き方

会社員を辞めたくて路頭に迷っているピオウネです。

  • 自分の人生ってなんだろう・・・
  • このままでは忙しさにやられて心が壊れていく・・・
  • 最近子どもたちに笑顔で接することができてない・・・

こんな悩みがある方、お友だちになりましょう。゜(´∩ω∩`)゜。

ママにとって良い働き方ってなんだろう。

そもそも、私は子どものために頑張っているはず。

それなのに、子どもに優しくできてないなんて、本末転倒じゃない?

子どもはそれで幸せなの?

もしかして、

世界一子どもが幸せな国のママの働き方が、子どもにとってもママにとっても良い働き方なんじゃない?

というわけで、世界一子どもが幸せな国オランダの働き方を参考に、

子どもにとって、ママにとって、理想の働き方を考えていきましょう。

この記事が、ママの幸せにつながれば幸いです。

オランダの働き方

オランダは、労働時間が短い国です。

オランダの働き方について、みていきましょう。

労働時間が短い国ランキング 3位のオランダ

オランダの労働時間は1,413時間/年

日本の労働時間は1,611時間/年

ただし、この日本の労働時間はパートタイムの労働時間も含まれています。

パートタイム労働者を除く、一般労働者の労働時間はおおよそ2,000時間/年です。

引用元:厚生労働省「パートタイム労働者比率の推移データ」

順位国名労働時間/年
1ドイツ1,343
2デンマーク1,380
3オランダ1,413
4ノルウェー1,418
5オーストリア1,435
6スウェーデン1,437
7アイスランド1,448
8ルクセンブルク1,462
9フィンランド1,499
10フランス1,500

引用元:世界の労働時間 国別ランキング・推移(OECD)

順位国名労働時間/年
コロンビア2,297
ペルー2,248
3メキシコ2,207
4コスタリカ2,171
5チリ1,953
6ギリシャ1,897
7イスラエル1,880
8ロシア1,874
9韓国1,872
10カナダ1,865
11クロアチア1,837
12マルタ1,835
13ルーマニア1,826
14キプロス1,810
15ポーランド1,803
16米国1,799
17チェコ1,766
18ニュージーランド1,751
19エストニア1,742
20イタリア1,734
21トルコ1,732
22ハンガリー1,679
23オーストラリア1,651
24リトアニア1,641
25アイルランド1,633
26スペイン1,632
27ポルトガル1,631
27スロバキア1,631
29ブルガリア1,618
30スロベニア1,616
31日本1,611

引用元:世界の労働時間 国別ランキング・推移(OECD)

週5日間働く人がほとんどいない

オランダの、とある職場の勤務形態割合をみてみましょう。

オランダのとある職場の勤務形態割合

週3日間勤務 20%

週4日間勤務 65%

週5日間勤務 15%

週5日間勤務している人は、わずか15%です。

週3日間勤務でも、週5日間勤務でも待遇は同じ。仕事に対する責任は変わりません。

ただ、昇進を目指すなら週3日間勤務ではなく、週4日間もしくは週5日間勤務を選択するようです。

これはママだけでなく、男女共に週3日間勤務や週4日間勤務をしている人が多いそうです。

小さい子どもがいる共働き家庭の働き方の例をみてみましょう。

共働き家庭の例1

ママ・パパともに週4日間勤務

ママ:月火木金が出勤日

パパ:月火水木が出勤日

子ども:月火木は託児所で過ごす

    水曜はママと家庭で過ごす

    金曜はパパと家庭で過ごす

共働き家庭の例2

パパは週5日間勤務(8時間×5日)だが、

出産を機に週4日間勤務(10時間×4日)に変更。

働く時間はどちらも週に40時間で変わらないので給料は変わらない

このように、各家庭に合った働き方を選ぶことができているそうです。

そのために雇用主と労働者それぞれが、それぞれの働き方について話し合いを重ねています。

管理職の20%はパートタイム労働者

労働時間が、週35時間未満だとパートタイムに分類されます。

フルタイム・パートタイムの労働時間

フルタイム・・・週35時間以上

パートタイム・・・週35時間未満

オランダでは、パートタイム労働者が多く働いています。

パートタイム労働者の割合

オランダ人男性・・・約27%がパートタイム

オランダ人女性・・・約75%がパートタイム

オランダでは共働きが多いとはいえ、女性のほとんどがパートタイムで働いているんですね。

柔軟性に富んだ働き方

オランダでは、様々な働き方が多くの企業で取り入れられています。

たとえば・・

  • 時短勤務
  • 在宅勤務
  • リモートワーク

それぞれに合う働き方がしやすい社会になっています。

残業はないのが当たり前

ママはもちろん、パパも残業がありません。

夕食は家族みんなが揃い、家族の時間を過ごすことができます。

夕方以降、パパが家にいてくれれば家事を分担することもできますね。

女性の就業率が30→74%に上がった働き方改革

1950~80年代のオランダは、女性の就業率が32~37%と低い国でした。

その頃は、結婚したら家庭に入るという女性がほとんどでした。

1982年に国を挙げての働き方改革が行われました。

ワークシェアリングが導入され、労働者一人一人が短い労働時間であってもうまく仕事が回る仕組みが構築されました。

その後、フルタイムで働く人とパートタイムで働く人の待遇格差を禁止する法律が定められました。

このような働き方改革によりパートタイム労働者が急増したと言われています。

オランダの休暇制度

ママにとって重大なイベント、出産にまつわる休暇制度をみていきましょう。

オランダの産後の休暇は日本よりも少ない!?

オランダの産休の期間は、出産の前後16週間です。

産前は予定日の6週間前から開始することができます。

産後は10週間以上は必ず休む必要があります。

産休中は、所得の100%が保証されます。

産後の休暇は6ヶ月程度取るのが一般的です。

一方、

日本では産後の休暇を子供が1歳もしくは3歳になるまで取得するのが一般的です。

日本と比較すると、オランダの産後の休暇は少ないですね。

オランダの育児休暇は日本と違う?

オランダの育児休暇は、子供が8歳になるまでの期間に

週の労働時間の26倍の時間を取得できます。

雇用者は取得の申請を拒否することができません。

ただし、育児休暇中は無給です。

育児休暇 オランダと日本の違い

日本の育児休暇は、産休と合わせて産後にまとめて取得することが多いです。

オランダの育児休暇は、たとえば1日8時間勤務を2時間分育児休暇を使って1日6時間勤務にするというふうに短時間勤務にする目的で利用されることが多いです。

オランダの子どもたち

ママ・パパが働いている間、

オランダの子どもたちはどのような過ごし方をしているのでしょうか。

オランダの学校

オランダは教育も世界一と言われています。

オランダの学校制度についてみてみましょう。

  • 義務教育は5〜18歳(4歳の誕生日から学校に通うことができる)
  • 義務教育の教育費は無料
  • 初等教育(日本でいう小学校)は、5歳~12歳までの8年間
  • 初等教育は8時半から14時半まで(18時まで学童保育で過ごす子もいる)
  • 初等教育では宿題がない
  • 勉強する内容や、いつ何を勉強するかを子ども自身が決められる
  • 初等教育でも留年制度がある(理解できないまま取り残されることはない)

オランダでは、憲法で「教育の自由」が保証されているそうです。

子どもの頃からそれぞれに合う柔軟性に富んだ勉強の仕方ができるのは素晴らしいですね。

日本では、

  • 3歳になったらトイトレをしてオムツを卒業する
  • 小学2年生になったら九九を覚える  など

もしかすると大人の方が「こうあるべき」という姿を子どもに押し付けすぎなのかも知れませんね。

オランダを見習って、

  • 子ども自身が何を学びたいのか
  • 今は何をしたいのか  など

子どもの声に耳を傾けて 成長を見守っていけたら親子ともに幸せにつながりそうです。

オランダはワークライフバランスが世界一

オランダでは柔軟な働き方が選択できます。

多様な働き方があるからこそ、

それぞれが自分に合う働き方を理解し、実践しているのだと思います。

日本では、私をはじめ自分に合う働き方を考えずに

  • みんな会社員だから
  • みんな週5日働いているから
  • みんな残業しているから

なんとなく働いている人が多いのではないでしょうか。

大人が幸せであることは、子どもが幸せであるために必要な条件です。

幸せでいるために、あなた自身に合う働き方を今一度考えてみるのはいかがでしょうか。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

ワーママにはブログという働き方もありますよ。

こちらも読んでみてくださいね^^

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